MeAM.Studioは、こんな方々のお手伝いをします。

「過去に発表した作品の再展示、再制作をしたい。」(アーティスト、キュレーター)
「所蔵作品の修復をしたいが、作者が忙しい。海外在住で定期的にできない。」(美術館担当者、ギャラリスト、コレクター)
「コレクションの手入れをしたいが、誰に頼んでいいかわからない。」(コレクター)
「作品にアフターケアを付加して、コレクターの購買意欲を高めたい。」(ギャラリスト)

 

まずは、作品の設営、撤収作業から参加させていただきます。→お問い合わせはこちらから


作品がいつまでも稼働し、後世に残るために

メディアアート/デジタル作品は、主にコンピューターや電子デバイス、電子機器が使用されており、それが故障したら作品も稼働できなくなってしまいます。
パソコンや家電が5年、10年で故障するように、メディアアート作品の寿命は意外と短く、その価値の持続期間もそれに依存しているとみられがちです。
残念ながら、絵画や彫刻作品の修復方法とは勝手が異なり、日本では確立されていません。
しかし幸運なことに、絵画や彫刻作品と異なり、内部構造を入れ替えれば再稼働できる可能性があります。
部品が壊れたら、直す、新品に交換する、自分で作るなどの選択肢はあります。
古いコンピューターが市場になければ、現行のコンピューターで動くプログラムに書き直せばいい。
メディアアート/デジタル作品でも、絵画や彫刻作品と同様に寿命と価値を延ばすことができるのです。

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事業者情報

屋号

MeAM.Studio(ミームスタジオ)

代表

田部井勝彦

事業内容

1.コンピューターや電子機器を用いた作品の修復、定期メンテナンス
 ・機器の調達もしくはマイグレーション(現行OSで駆動するよう再プログラミング)
2.メカ的機構のある作品の修復、定期メンテナンス
 ・部品の調達、交換、再制作
3.作品の設営と撤収作業、新作の制作協力
 ・新作といえど、発表直後から保守の対象としてメンテナンスを承ります。
4.修復に関する方針の策定とプロジェクト進行
5.作品に関わるドキュメント作成
 ・仕様のまとめ、図面化、パーツリスト作成
 ・設営(組み立て・設置)手順、展示期間中のオペレーション(起動と終了)
 ・修復履歴、メンテナンスマニュアル

(将来的な展望)
 ・作家や遺族へ修復の許可手続き
 ・作家、関係者によるオーラルヒストリー収集(作品ニュアンスの記録)
 ・工房制(作者を主軸にしてアシスタントが制作に関わる体制)による作品制作フローのアーカイブ
 ・作品アーカイブ
 ・作品の周辺、同時代性のアーカイブ(発表当時のDMや新聞記事等の記録の収集)

実績

  • マウリツィオ・カテラン 『Untitled』(2001年制作)スーパー・ファクトリーにて修復
  • 藤木淳(http://jun-fujiki.com/)『ゲームキョウカイ(Game Border)』(2012年制作)修復。東京藝術大学陳列館(東京)にて再展示
  • STANDING PINE(https://standingpine.jp/)と提携し、国内にあるぺ・ラン(pe lang https://www.pelang.ch/)作品の修理、メンテナンスを受注
  • 明和電機(https://www.maywadenki.com/)製品の修復、再制作
  • 久我尚美『大人になる為の装置(Initiation Machine)』(2011年制作)修復
  • 鈴木太朗(http://suzukitaro.jp/)『そして、舞う』(2004年制作)再制作、『動きのカガク』21_21 DESIGN SIGHT(東京)にて展示
  • 美術作家 田部井勝としてのポートフォリオサイトはこちら

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